IPAが実施している基本情報技術者試験(FE)は、IT人材の登竜門として広く知られています。
実際にITの業務をしている立場からその必要性を考えると、「これからの人は絶対に取得するべき」だと思います。
SE、システム営業、情シス、コンサルタントいずれにしても、基本情報に合格するくらいの素養がないと厳しいと思うからです。
逆にいうと、体系的に基礎が学べるということでもあります。
その試験の合否を分けるのは、午後試験です。知識勝負の午前と違い、しっかり対策してスキルを付けないと難しい内容となっています。
長くなりましたが、ここからは午後試験の効果的で具体的な対策方法を3つご紹介していきます。
午後試験合格に特化したテキストで学ぶ
基本情報技術者試験の対策本はどうしても分厚く網羅性の高いものになりがちです。
午前までの学習であればそれでも良いですが、午後試験に対して特に効果的で、各分野のエッセンスを抽出したものが下記の本です。
基本情報の午後試験は試験科目の中で出題される領域がある程度まで絞り込めるのですが、この本は出題頻度の高い順に掲載し、エッセンスを解説することで効率的な学習をさせてくれます。
そもそもこの本で掲載されているもの自体、どれも出題頻度の高い重要領域なので、一度は通すことをお勧めします。
午前試験を免除しつつ、専門のレッスンを受ける
今回は午後試験の対策ですが、基本情報技術者試験は科目合格のようなものがなく、午前午後両試験同時に合格しないといけません。
ただ、午前試験については専門の機関の学習コースを修了すると免除がされるようになっています。当日の試験を優位に進めるためにも有用な制度です。
この午前免除と午後試験対策を一括で受講できるのが下記の機関です。
確実な合格を目指したい方にお勧めです。
パソコンで過去の問題を解きまくる
現在、基本情報技術者試験は紙の試験用紙ではなくテストセンターのパソコンで受験します。
なので模擬練習もパソコンで行いたいですが、それを叶えてくれるのが「基本情報技術者試験ドットコム」です。
加えてこのサイトはタイマー機能も備えているので、より本番に近い形で問題を解くことができます。
答え合わせも自動でできますし、効率的なアウトプットをしたい方にお勧めです。
最後に
基本情報試験(FE)の必要性と、合否の鍵を分ける午後試験の対策法についてお話ししてきました。
ここで挙げた対策法はどれか1つ選んで行うだけでなく、組み合わせでトライしてもより高い効果が得られると思います。
自分に合った学習法で、確実な合格を目指しましょう。