【SAP ERP】購買情報マスタ削除の実施方法

SAPの購買情報削除方法を解説する記事

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購買情報マスタは、価格など購買時の諸条件を設定するマスタです。

この記事では、その購買情報マスタの削除方法をご紹介します。

購買情報マスタに削除フラグを設定する(Tr-cd:ME15)

SAPではマスタを物理削除するのではなく、削除フラグを設定して使用できない状態(論理削除)にします。

まずはトランザクションコード:ME15を起動し、パラメータに購買情報マスタを特定できる情報を入力し、エンターを押下します。

すると削除フラグの設定箇所が出現するので、チェックを入れて保存します。これで購買情報の削除が完了します。



購買情報の価格条件単位で削除する(Tr-cd:ME12)

購買情報マスタそのものではなく、価格条件の単位(価格条件レコード単位)で削除したい場合は下記の手順で処理を行います。

1.トランザクションコード:ME12で購買情報変更画面を開き、購買情報マスタを特定できる情報を入力し、エンターを押下します。

2.購買情報マスタのビュー画面に遷移するので、「条件」ボタンを押下して発注単位を選び、「選択」ボタンを押下します。

3.価格条件の設定画面に遷移するので、削除したい価格条件レコードを選択して「詳細」ボタンを押下します。

4.詳細画面では削除フラグを設定できるので、削除フラグをチェックして保存することで処理は完了です。

これにより削除フラグを立てたレコードの条件に合致する購買が発生しても、レコードの価格が読み込まれることはなくなりました。

以上、最後までお読み頂きありがとうございました。

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