PCやクラウド上にあるExcelファイル(WordやPowerPointも同様)を開くと、最新の状態でない古いバージョンのものが開かれてしまうことがあります。
本記事では、その理由と対処法をお伝えします。
PCに残っているキャッシュ(保存情報)が原因
ExcelなどのOfficeアプリでは、処理を効率化するために古いバージョンのファイル情報もキャッシュ(保持)されています。
同じファイルを過去に開いたことがある場合、キャッシュされている昔のバージョンのものを読み込んでしまうことがあるのです。
ファイルの保存場所にアクセスして最新のファイル情報を読み込むより、手元にある情報を使った方が効率的という考え方です。
キャッシュの削除方法
このケースの解決法としては、ファイル種類ごとに保持情報を削除します。それによりアプリが横着することなく最新のファイル情報を読み込み、開いてくれます。
ここから、Excelを例にして手順をお伝えします。
1.Excelアプリを開き、「オプション」を選びます。
2.オプションメニューから「保存」を選びます。
3.「保存」画面内で「キャッシュの設定」まで遷移し、「キャッシュの削除」を実施します。
4.以上で完了ですが、今後同じことが起きらないよう、「ファイルを閉じたときにOfficeドキュメントキャッシュから削除する」にチェックを入れた上でOK終了するようにしましょう。
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